おはようございます。テンです
テン家の紹介
突然ですが
テン家について少し紹介します
我が家は僕と奥さんと息子2人の
4人家族で暮らしています
結婚する前は奥さんはシングルマザーで
息子2人を子育てしていました
この結婚するまでの話も
なかなかドラマがあるので
いつかこのブログで紹介します
お分かりの通り
僕と息子たちは血は繋がっていません
この話をすると大体相手方は
興味を持ってくれます
普通じゃないからですかね？笑
急に2人の息子と一緒になるの大変じゃない？
ってよく言われました
しかし、息子たちと相性が良かったのか？
子ども達が良い子すぎたのか？
全然大変じゃなく、すぐに仲良くなりました
子育てでよくある大変さはあるものの、
血が繋がってないから
という理由での大変さはありませんでした
一つあるとすれば初めての
元旦那さんと子どもたちの面会です
この日は奥さんとワンワン泣きましたね
理由は色々ありましたが
とにかく泣きましたね
けどこれも奥さんとの絆が
深まる良い機会でした
あと子どもたちをより大切にしよう
と思う機会になりました
子ども達も奥さんもギャクセンが高く、
いつも面白い毎日を過ごせています
子どもたちは2人ともサッカーをしていて、
上の子は青春真っ只中、
下の子は絶賛食いしん坊で体重増加中です
3人とも本当に大切な家族です
こんな家族にもう1人
子どもを授かりたいねと
前々から奥さんと子作りに励んでいました
結局自然妊娠でなかなか出来ず、
タイミング療法をしても出来ず、
卵管造影という奥さんにとっては
痛すぎる検査を行いました
卵管造影とは卵巣から子宮に繋がってる管が
正常に繋がっているのか？を検査するものです
これが不妊治療をする時の
乗り越えないといけない壁です
僕自身は経験してないですが
奥さんから話からすると
男性の大事な所をぶっとい針で
刺される感じだと思います
はい、まじで死にます
検査結果は、、、
管は正常に通っていませんでした
それは自然ではなかなか難しいですよね
奥さんは沢山落ち込みました
それは落ち込みますよね
けど前を向いて次の段階に進みました
体外受精へのチャレンジ
人工授精はとばして
体外受精をすることになりました
体外へ取り出して受精させ、
その受精卵を女性の子宮に戻す（胚移植）治療です
これも痛みを伴う治療です
まず排卵させる為に薬も投与します
この時点で女性ホルモンを扱うので
体力的にもしんどくなります
排卵した卵を取り出します
これも凄い痛みが伴います
そして外で受精させて、
その卵がちゃんと受精卵になるのを待ちます
この結果を聞くときもドキドキです
不安の方が明らかに大きかったです
奥さんには大丈夫！！！と言い続けましたが
内心心配してました
本当にドキドキでした
僕達の卵は先生の見解では
上手く成熟卵になるか際どいラインの卵でした
しかし、奇跡的に成長してくれて
成熟卵になってくれました
もう本当にここ泣きそうでした
自然妊娠では味わえない体験をしたな
と感動しました
生命力ってあるんだなって
生きようとしてるんだなって
そしてその卵を凍結して、
奥さんの身体が受け入れる身体の状態、
タイミングになって戻す時を待ちます
この段階に来るまでに
奥さんは本当に身体の事を気遣って
沢山の事をしました
食事や睡眠、運動など本当に変わりました
近くでみてて本当に頑張ってるし、
性格も変わったなと思います
だからこそ上手くいって欲しかったし、
大丈夫！と思いました
胚移植の日
そして胚移植をする日がきました
卵を子宮に入れる日ですね
僕は病院には行けずに
奥さんが1人で手術に向かいました
痛い想いをするし、初めてだったので
一緒に立ち合いたかったです
病院の方の計らいで動画を撮って頂きました
頑張って育った卵が
奥さんの子宮に入っていく様子を見ました
動画で見ただけで神秘的で感動しました
そして奥さんのお腹の中に
僕たちの子どもになろうとする卵がいるんだと思うと
なんだか不思議でした
これから更に大事にしようと決意しました
胚移植してからの日々
その日は安静にしたほうが良いとのことで
ゆっくりして貰いました
その日から薬を毎朝と毎夜19時に
女性器に投与すること、
お腹にシールを貼る事が義務つけられました
毎日奥さんはその薬の投与をして、
副作用も出ながら頑張ってくれました
胚移植をして7日目に病院で
血液検査をして妊娠の検査をします
もう待ち遠しいのと不安と
色んな感情が入り混じった毎日でした
ソワソワですよね
けど毎日楽しく過ごそうと
決めていたので楽しくしていました
そして検査前日にフライングで
市販の検査薬で検査をしました
この段階で震えています
結果は、、、、
陰性でした
奥さんは泣いていました
僕も内心心配になりました
けど本番は明日なので
少しして落ち着きました
妊娠結果発表の日
そして本番の日
奥さんは10時ごろに血液検査をしました
40分ほどで結果出ると連絡がきました
僕は仕事が午前中にあったので
早く終わらせて11時半ごろ
病院にいき待っていました
その時の感情は
どんな時よりも緊張していました
貧乏ゆすりなんてほとんどしない僕が
めちゃくちゃ高速でしてましたし
胃がずっと痛くて震えそうでした
奥さんも同じ、、
いや、それ以上だったと思います
紛らそうと笑える話をしながらも
内心ドキドキは止まりません
LINEぽこぽこというゲームをしても
集中出来ません
そして呼ばれていよいよ、、、
いつもの安心する先生がいて、
血液検査が置いてありました
すぐにそこに目を向けると同時くらいに先生から
「今回は妊娠しておらず、着床もしていません」
という言葉
正直その後の事は覚えていません
質問がありますか？と聞かれ
奥さんが涙目で質問していたことだけ記憶にあります
そして診察室の外にでて奥さんと座り、
泣く奥さんの膝に手を置き、
何も言えないままいました
奥さんの頑張りや不安や楽しみな顔は
近くで1番見てきました
だからこそ何も言えませんでした
奥さんが「ごめんね」と言いました
それは絶対に違う！！それだけは言えます
奥さんの責任じゃありません
だから僕は「頑張ってたよ」とだけ伝えました
本音だったのでそれしか言えませんでした
そこから受付をして、
2人で車に乗ってから泣く奥さんをみて
何も言えない時間が続きました
少し奥さんが頑張って落ち着いてから
何回か会話をしました
正直感情が追いつかず、
あまり覚えていません
とにかく奥さんは
頑張っていた！
だから責めないで！
それは伝えて抱きしめました
この時間は一生忘れないだろうし、
子どもが出来たときに
こんなこともあったと話せるなーとも思いました
怒りの感情から感謝に変わった
そのあと奥さんと別れて車で1人
ずっと悔しさと怒りが溢れかえってきました
何でなんだ？こんなにしてるのに
そんなに欲しくない家庭には出来て
子どもを殺す人もいる
何でうちには出来ないんや！！
そう怒りがどんどん溢れ返りました
車を走らせているとその感情は
奥さんへの感謝に変わりました
なぜか？
奥さんはもう出産は2回しています
子どもも2人
正直な所、もう子どもを授かろうとせずに
子育てをもう少しで終えて
自分の時間を沢山使える時期です
そんな時期なのに
僕と結婚して2人の子どもを育てたい、
僕に赤ちゃんから育てさせたい
という想いをもって妊活に取り組んでくれてる
そこへの感謝が自然と出てきました
ありがとう！と心から思えました
本当にありがとう！！
体外受精をこれからする方へ
今回体外受精までの過程を初めて経験しました
この経験はした人にしか分かりません
そして男性にも分からないほどの労力を
女性の方は背負って体外受精を行っています
これは確実です
やったことがない人はとやかく言えません
本当です
この体外受精の過程で味わう
労力や痛みや感情はその人にしか分かりません！
だからこそ周りでその体験している人が
いる人はできる限り寄り添ってください
そしてこれから経験する女性の方、、、
正直僕は具体的にアドバイスはできません
ただ旦那さんと共に乗り越えられるように
寄り添いあってください
力になります
そしてそして旦那さん！！
どう頑張っても奥さんの気持ちにはなれません。
どう頑張っても分かりません。
だからこそ！とにかく出来ることをしましょう
何かあります
家事を少しする、いつもより仕事頑張る、
少しでも楽しいことを一緒にする、
奥さんに愛情を伝えるなど何かはあります
それをやりましょう。力まずに。
生まれてくる赤ちゃんを想像して、
赤ちゃんがいる生活がどんな風になるのか？
楽しみを持って夫婦で歩んでいきましょう！
それがこのブログで伝えたいことです
再チャレンジします
テン夫婦ですが
これからもう一度、
体外受精をするチャンスはあります
2回目からはより着床しやすいように
病院側が手助けしてくれます
だからもう一度しようと2人で決めました
ただ僕の役目は奥さんの身体、
心をちゃんと見る事だと思っています
時間がないからと焦ってしまい、
奥さんの身体が壊れるのは嫌です
だからこそよく見ていこう思います
そしてしっかり準備して
2回目にチャレンジします！！
是非応援よろしくお願いします！
最後に
幼少期の僕にくれた
お母さんからの言葉でしめます
ぼちぼちいこか〜
ではまた〜
